熟年離婚(女性側)についての検討事項(離婚を自分から切り出すかどうか)
今日は、熟年離婚について、自分から、離婚を切り出すことが適切かどうか、ということについて述べます。
同居している場合に自分から離婚を切り出す場合、どちらかが家を出ていくことが考えられますから、
a 家を出ていかずに居住することが可能か、
b 自分が出ていくことになった場合に居住する家をどうするか、
c 裁判所で決まる生活費(婚姻費用)で暮らすことが可能か、
d 離婚後の生活費をどうするか(離婚後の収入、財産分与、年金分割の問題となります)
を検討することになります。
また、金銭面以外では、
e 子ども(や孫)がいる場合、今後の子どもらとの関係はどうなるのか、
f 離婚までどれくらいの時間が掛かるのか、
といったことを検討することになります。
別居している場合には上記defのほか、
g 現在、夫から受け取っている生活費の金額が妥当か(裁判所で決まる金額と比べて多いか少ないか)、
h 自分から離婚を切り出さない場合、いつまで離婚しないままで別居期間を続けることができるか、
を検討することになります。
当センターでは、上記a~hまで、アドバイスをさせていただくことが可能です。
初回40分相談料は無料ですので、お気軽にご予約ください。
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