離婚したい!何を準備したらいいのか?(親権・面会交流編)

今日は、離婚したい場合に、子どもがいる場合について、親権・面会交流の観点から、お話しします。

まず、親権が欲しい場合、子どもと一緒にいること(子どもと同居していること)が望ましいので、子どもを置いて出ていくと(別居すると)、親権で不利になります。

また、収入がないor少ないからといって、夜間働くと、その間、子どもが学校から帰ってきた時間に親がいないことになりますので、親権が欲しい場合、望ましいとはいえません(おじいちゃんやおばあちゃんが面倒を見てくれる場合でも望ましくありません)。

面会交流については、子どもを置いて出ていく場合でも、なるべく早く(できれば別居前に)、相手との間で、子どもと会う回数を決めた方がいいでしょう。そして、面会交流の回数を決めたらなるべく早く実施しましょう。仮に話合いで面会の回数が決まっていなくても、暫定的に面会した方が望ましいといえます。

面会交流は、子どもの年齢、面会する親と子どもの関係(良好かどうか)等のほか、それまでの面会交流の実績(どれくらいの頻度でどれくらいの時間会っていたか)が重要な要素となります。